超音波治療器の応用

当院ではオステオソニック (超音波硬組織治療器)を導入しています。
現在インプラント治療を前提に、不幸にも抜歯をせざるを得なくなったケースにおいて超音波治療器を使用しています。この治療法により、自然治癒の半分から三分の一の期間で歯を抜いたところが、インプラント可能な状態に治癒することが出来ます。またインプラントの表面への骨細胞の成長も促進するようです。
低出力の超音波パルス(LIPUS)を照射することによって、骨芽細胞様細胞の分化を促進するためと解釈されています。現在臨牀でもかなり早期の治癒が認められ、数多くの症例で抜歯後早期のインプラント治療が可能になっています。