歯科用CT装置での診査

歯科用CT

当院では平成20年より歯科用CTを導入しましたが、この度最新型CTを導入、より一層正確、精密な審査診断を目指しています。
インプラントに関する精密検査はもとより、歯の根の治療、歯周病の治療、親知らずの抜歯などの外科手術の際にも、CTでの検査は非常に役に立ちます。

上下左右、全体の診断には80mm×80mm
局部の診断には40mm×40mmの撮影を行います。

CT画像から得られる解剖学的形態(上顎骨)

  • 歯槽頂から上顎洞底までの厚さ
  • 切歯管の位置
  • 唇舌的歯槽骨幅径
  • 上顎洞粘膜の状態
  • 軟組織(歯肉)の厚さ
  • 上顎洞隔壁の形態
  • 上顎洞前壁・後壁の厚さ
  • 後上歯槽動脈の位置

CT画像から得られる解剖学的形態(下顎骨)

  • 下顎管の位置関係
  • 下顎管の形態
  • オトガイ孔の位置
  • 下顎骨の頬舌的幅径
  • 下顎骨の皮質骨の厚さ
  • 顎舌骨筋線の位置
  • 舌孔・副孔の位置
  • 下歯槽神経切歯枝

インプラント治療だけでなく、水平埋状の親知らずの診断にも役立ちます。